離婚したら生活はどう変わる?離婚後に大変だったこと・注意すべきこととは

公開日:2023/07/15  最終更新日:2023/04/12


ずっと一緒にいると誓ったはずなのにさまざまな原因が重なり、離婚を選択する人もいるかと思います。今後の生活のためにもできることなら避けたい、そういった思いもありますよね。本記事では離婚後の生活の変化や大変だったこと・注意すべきことについて詳しく解説していきます。今後離婚を考えている人はぜひ参考にしてください。

離婚後の生活はどう変わる?

離婚後のことを考えると、一番不安になるのが生活の変化でしょう。特に女性の場合は男性よりも変化が多いです。ここでは離婚後の生活に変化について、実際にどのような変化があるのかご紹介していきます。離婚のことでお悩みの方はぜひ目を通してみてください。

収入の変化

女性の場合、変化の中で一番大きいと言えるのが収入の変化です。共働きで男性より稼いでいる、もしくは男性と同じくらい稼いでいる方だとそこまで変化は感じないと思います。ですが、現状は専業主婦やパートで働いている女性の割合が多く、男性よりも収入が低いです。

また子どもを引き取り、一緒に暮らす場合はその子の養育費、進学費なども負担しなければいけないので、一気に経済的な変化が襲ってくることになるでしょう。そのため、そういった変化も離婚前に想定し、男性側と養育費についてよく話し合い、自治体から受けられる手当などについてもしっかりと調べておくとよいでしょう。

精神的な変化

精神的にもストレスが多い離婚。結婚していた時よりも、仕事と育児の両立にストレスを感じる方も少なくありません。また、相談できる相手が周りにいない場合は、ひとりで抱え込んで自分を責めてしまい、結果的に精神的な病気になることもあります。

他にもそれが原因で睡眠不足になり、身体的にも不調が出てくることも考えられます。そうならないためにも、離婚前に自分だけの負担が大きくならないよう、対策するのがおすすめです。

環境の変化

先にお伝えしたように、離婚後は収入の変化が考えられます。そうなると仕事を新しく始めたり、パートからフルタイムに変更したりと、職場の環境が変化します。他にも住まいが変わり、居住環境の変化がある方もいるでしょう。そうした環境の変化は慣れるまでに時間がかかるものです。

離婚するとはいえ、子どものことについては親同士で協力し、実家の家族に頼れる方は家族に頼りながら離婚後の生活を少しずつ安定させていくのがよいでしょう。

離婚後に気をつけたい3つのポイント

ここでは離婚後の変化を少しでも軽減するために、離婚後に気をつけたいポイントを3つ説明していきます。離婚したいという気持ちが先走って何も考えずに離婚するのではなく、離婚後に後悔しないために参考にしていただけると幸いです。

経済的な悩みについて

上記でもお伝えしたように、離婚後はお金に関する変化が多くなります。男女で収入に格差があるケースが非常に多く、収入が低いのは女性である割合が高い傾向にあります。そのため女性は、これまでふたりで負担していた生活費のすべてをひとりで負担していくことになるので、離婚前からお金の使い方について考える必要があるでしょう。

離婚後はどれくらいの支出があるのか、慰謝料や養育費を相手からもらう場合は、どれくらいもらえば生活に困らないのか、自治体で受けられる手当はどのようなものがあるのかなど、念入りに調べておくことが大切です。

子どもについて

離婚後に変化があるのは親だけではありません。子どもがいる場合は、その子どもにも大きな変化を与えることになります。そのため、本当に離婚すべきか子どものこともよく考えてから決断してください。ただ、DV・モラハラなど悪影響を及ぼす可能性がある場合は、子どものためにも早く離婚を決断した方がよいケースもあります。

そして離婚前後は離婚することに精一杯で、知らないうちに子どもとのコミュニケーションが少なくなりがちです。大人の考える以上に子どもは敏感で、精神的なダメージを与えやすいため、子どもへの配慮も忘れず、頻繁にコミュニケーションをとるようにしましょう。

各種手続きについて

結婚の際にも多くの手続きがあり、苦労した方も多いと思います。離婚にも同じことがいえますが、結婚したときよりも手続きが多く複雑なことや、事前に調べていないと何の手続きをすればいいかわからないということも起こります。あらかじめ必要な手続きをピックアップし、ひとつひとつこなしていくことで離婚後の新生活をスムーズに過ごせるよう準備しておきましょう。

離婚後に発生しがちな問題とは

離婚することも大変ですが、離婚後にもさまざまな問題が起こることがあります。ここでは離婚後に発生しがちな問題をいくつかお伝えするのでぜひ参考にしてください。

養育費について

もっとも発生しがちな問題といえるのが、養育費の未納や遅延です。女性側が子どもを引き取った場合、経済的な理由で男性側から養育費を支払ってもらうことがほとんどです。ですが、離婚後の最初の時期は支払いがあってもそれがだんだんと遅れ、ついには支払いが行われないケースもあります。

「生活が苦しいから」と相手にいわれると「しょうがないか…。」と諦める方もいるかと思いますが、養育費を払うことは義務なので諦めずに相手から養育費を支払ってもらいましょう。

子どもに会わせてくれない

親権をもっていない方の親には子どもと会うために「面会交流権」が認められます。離婚したからといって、子どもと会う権利が失われることはありません。ですが、中には子どもに会わせてくれないというケースも離婚後に出てきます。面会交流権は必ずしも決めなければいけないことではありません。

そこで大事なのは子どもと会いたい場合、離婚後に会う頻度やどこで会うのかなど、面会交流権についてしっかりと約束しておくことです。

離婚でトラブルにならないようにできることとは

離婚後のトラブルを避けるために今から対策できることはしておきましょう。たとえば、養育費や慰謝料など、お金のことについては公正証書の作成をおすすめします。これを作成しておくと、相手が離婚後に養育費などを払ってくれなかったとき、すぐに相手の給料や預貯金を差し押さえることができます。

また、子どもに会わせてくれない場合は上記で説明したように、面会交流権について事前に話し合って決めておくのがよいでしょう。

まとめ

本記事では、離婚後に起こる生活の変化や大変なこと、注意しておきたいことについて解説していきました。男性の場合は経済的な変化はあまり感じられないかもしれませんが、これが女性だと大きく感じられるので、離婚前に自立して生活していけるよう、職探しや資格を取得するなどできることはチャレンジしていくことが大事になっていきます。また、離婚後のトラブルも想定し必要なことは相手とよく話し合って公正証書を作成しておきましょう。本記事が離婚を考えている方の参考になれば幸いです。

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